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【高評価】ある放課後、友達が別れ際にキスして逃げてった

投稿:2013-05-19 09:00:00

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名無し

中学が同じで仲の良かったAと、高校から仲良くなったEの3人で、放課後の教室でだらけてた。

買ってきた菓子をかじりながら音楽を聴いたり、ワンダースワンとかの携帯ゲームをしたり、漫画読んだり。

3人ともあまり家が好きではなかったから、仲良くなってからはいつもこんな感じだった。

その日も、下校時刻を過ぎてもまだ粘ってて、見回りの先生から

「いい加減に帰れ」

と言われるまでダラダラしてた。

18時過ぎくらいだったけど、外はもう真っ暗だった。

電車通学だったEと駅で別れ、俺はAとチャリ引きながら歩いて帰った。

俺は家にまっすぐ帰っても暇だし、Aを誘ってバイパス添いのショッピングセンターへ行った。

そこで立ち読みしたり、中にあったサイゼリヤで軽く飯を食ったりして時間を潰した。

帰り間際、Aが

「ありがとう」

って言ってきた。

聞いたら、親とケンカしてたらしく、家に帰りにくかったらしい。

それに俺が気がついて、ショッピングセンターに誘ったと思ったらしい。

俺は

「違うよ。俺が暇だったからだ」

って言ったけど、Aはその言葉も気遣いだと思ったらしく、また

「ありがとう」

って言ってきた。

チャリ置場まで歩きながらの話なんだけど、それで何だか妙な空気になって、お互いに黙って歩いてた。

店からはお互いの家は別方向なので、何となく気まずいまま

「そいじゃ、また明日」

ってな感じに言うと、Aがキスしてきた。

犬が飛びつくみたいに突発的なキスで、ゴツって感じで痛かった。

俺がえっ!?って感じでいると

「じゃね!また明日!!」

ってAはさっさと帰ってた。

Aは振り返りもしなかったから、今思うと顔、真っ赤だったんじゃないかと思う。

次の日、どんな顔でAと会ったらいいんだ!?ってドキドキしながら学校へ行った。

しかし、Aは休みだった。

昨日が昨日だったから、俺は心配になってポケベルにメッセージを入れた。

返信は無し。

何だか気になって仕方無くて、俺は昼頃に早退してAの家に行く事にした。

チャイム押すと、パジャマ姿のAが出てきた。

そして俺の姿を見て、

「うわっ!!」

って言うとドアを閉めやがった。

「何やってんだよ!?」

って言うと

「ちょ、ゴメン!ちょっと待って」

って言って、バタバタ。

2〜3分して、パジャマから着替えたAが出てきた。

「お待たせ…」

と言って部屋に入れてくれた。

家にはA以外は夜勤明けのお兄さんしかいなかった。

飲み物を出してくれて

「悪い、ありがとう」

って言ったところで

「心配したけど、サボりかよ!」

ってツッコンだ。

A、何かドギマギしてる。

何となくまた妙な雰囲気になったので

「どうせサボるなら誘え」

って冗談に言ったら

「アンタと顔が合わせにくくて学校行けなかったのに…誘えないよ…」

ってモジモジ言ってきた。

キュンとした。

それから、

「そ、そうだよな。俺も今朝は…」

「そうでしょ。ごめんね」

「謝る事ないだろ。Aは悪い事はしてないし」

「悪い事だよ…気まずくさせた」

「別に…俺は嬉しかったし…」

なんて話してる内に、何かもう俺の中でドキドキが爆発しそうだった。

もう頭真っ白で、何となく2人で無言になった時に、俺はAを抱き寄せてキスをした。

Aはすっげぇ体を固くしてた。

キスし終わって、お互いになんか目が合って笑った。

その後は、肩寄せ合わせて2人で漫画読んでた。

やっぱり変に無言で、読んでても内容が頭に入ってこなかった。

俺は

「付き合う?」

って言いたかったが、なかなか勇気が出なくて言い出せないでいた。

Aは何を考えているのか、ずっと漫画読んでる。

14時、15時と気まずいまんま時間が過ぎてく。

俺は居たたまれなくって、ドッキドキしながら

「…お前、今さ、好きな奴いんの?」

って聞いた。

Aは漫画見ながら

「うん。…アンタ」

って言った。

心臓が止まったかと思うほどドキッとした。

俺は咄嗟に

「あ…あんがと」

としか言えなかった。

それから

「俺は…中学の頃からお前が好き…」

って言ったら、Aは

「あたしも…」

って答えた。

で、また無言。

ドギマギした空気が部屋中に蔓延してた。

すると、Aが

「あぁもう!こうしちゃえばいいんでしょ!?」

って俺に抱きついてキスしてきた。

俺、爆発。

もうAをギュ〜って抱き締めて、何度も何度もキスした。

それで

「好き!Aと付き合いたい!」

って勢いで言った。

Aは

「うん、あたしも大好きだよ!」

って答えてくれた。

その日はもう、飽きもせずキスしてた。

Aの親が帰ってくる時間になったけど、別れたくなくて遅くまでぐるぐる近所を周ってた。

時間もかなり遅くなって、それでもう仕方無く帰る事にして

「じゃあ、明日また」

って言ったら

「…朝迎えに来て」

って言ってきた。

「何でだよ!?遠回りじゃん!」

って言ったら

「当り前でしょ。アンタは…あたしの彼氏なんだから!」

って言われた。

もう死んでも良いと思うほど嬉しかった。

それから色々あって長引いたが、来年にはAと結婚する。

付き合って10年以上、いよいよだ。

長文、お付き合いいただきありがとうございました。

-終わり-
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