官能小説・エロ小説(約 8 分で読了)
小柄なミク(1)初めてのふたり。初めての体験
投稿:2025-08-22 20:53:05
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9月初旬のキャンパスは、夏と秋がせめぎ合って、まだ夏が押し勝っていた。それでも、時折吹く風に秋の気配が漂う、そんな季節だった。
都会から少し離れた、田園風景が広がる町にあるこの大学は、広々とした芝生と古いレンガ造りの校舎で知られている。駅からバスで15分。午後の風には、稲刈り前の田んぼの匂いがほのかに混じる。
3号棟2階の講義室。金曜日の午後3時半。明日は土曜日で授業のない週末が待っている。
窓から差し込む秋の柔らかな光が部屋を照らす中、オレはプロジェクタの映り具合を確かめていた。
サークルの月例会がそろそろ始まる。夏休みが終わって、久しぶりに顔を合わせる。
オレは経済学部2年。今日の役目は、部室から機材を運んできて準備することだけだった。
あとはビデオと音声。結構忙しいな。
ドアを開けて入ってきたのはミク。
「ダイチくん。ひさしぶり」
白いブラウスが彼女の小さな胸の膨らみをほのかに透かし、淡いピンクのフレアスカートが歩くたびにふわりと揺れて、細い脚をちらりと覗かせた。小柄な身体に宿る柔らかさと、どこか無防備な色気が、胸をざわつかせた。
教育学部の2年。栗色のちょっと長い髪。オレと同期だ。
教室の真ん中あたりに、生成りのトートバッグを置いた。
「今日は機材の準備だけ。ミク、教壇に立って、なにか言って」
「9月度例会です」
「OK」
準備完了。
徐々に部員が集まり、ざわめきと笑い声が広がっていく。窓の外からは軽音楽部のギターの音が聞こえてくる。
さて、例会の始まりだ。
例会はいつもより早めに終わり、ミクと一緒に部室に寄ることになった。
オレは機材を戻すのに鍵を預かっていた。ビデオカメラとマイク。いろいろと詰まったバッグが一つ。
ミクは「いちど見てみたい」とついてきた。
「何もないね」
ミクが部室の棚を覗きこむ。今年の新歓用チラシとポスター、色あせた看板。昨年のチラシもあった。
彼女が棚に手を伸ばすと、ブラウスの裾がわずかに持ち上がり、華奢な腰のラインが覗いた。無意識の仕草に、オレの喉はカラカラになった
「ミクが見たことないのも当然だよ。なにもないもの。この機材のバッグを置いてるだけ。部室の使用実態を偽装している」
オレは折りたたみ椅子に腰を下ろす。椅子と机。がらんとした棚。
新入生の春を思って、去年のチラシを手にとった。
このチラシを手にして、どのサークルにしようか迷っていた。同じチラシを手にして、同じように迷っているミクを見つけて声をかけた。これ目立つからな。黒と黄色で。
毎年、黄色と黒だけど区別がつくようにデザインは毎年変わる。
配って足りなくなったら、古くても、ないよりあったほうがと、とってある。
新入生だった去年の春の新歓。よくミクに声をかけたな。オレにしては上出来だ。とても愛らしく見えたんだ。気づけば2人で説明会を回っていた。
そのときから、笑うときに少し高くなる声や、人の話を真剣に聞く横顔が、ずっと印象に残っている。なにかを考えるときに、くるくる回る瞳もチャーミングだ。
部室棟の廊下はすっかり静かで、夕方の光が窓ガラスを赤く染めていた。
「このチラシ懐かしいね」
「オレも思い出してた。ミクと初めて会った時だよ」
「声をかけてくれたよね」
夏休みに考えた。ミクに憧れ続けた1年半。臆病でなにもしなかった。なにも始まるわけがない。
こうして目の前にミクがいる。とにかく声をかけなきゃ。二人だけの夕焼けの中なら、なにか言えそうな気がする。
「ミク、このあとの予定は?」
「……バイトないし、やることないかな」
声は少し小さく、視線が一瞬床に落ちた。彼女の指がトートバッグの持ち手をそっと弄ぶ仕草に、どこか落ち着かない心が垣間見えた。オレの胸がどきりと高鳴った。
「じゃあ、うちに寄ってかない。コーヒーを淹れるよ」
ミクがうれしそうな目をした。
「ちゃんとしたコーヒー?」
「豆から淹れる。至高のコーヒーをめざしてる。オレ好みの濃いめだけど、ミクに合わせる」
瞳がくるくると揺れた、なにかを決めたようだ。
「……じゃあ、行く」
「ブラックでいい?」
ミクが笑顔で応えた。
初めて誘うことができた。やっとオレの部屋に誘うことができた。
夕食の材料も仕入れて帰ろう。
キャンパスから徒歩10分。築30年のオレの部屋。
夕暮れの傾いた陽が赤く道を染め、風に稲の匂いが混じっていた。ミクと並んで歩く帰り道、住宅街のはずれに2階建てアパートが見えてきた。
築は深いけどリフォームされてて、入居した時には壁紙も張り替えられてた。そこそこ、きれいに見えると思う。
「あら、片付いてる」
「そりゃ、女性をお招きするから、頭の中でチェックはしたさ。散らかってたら3分は待ってもらうところだ」
ローソファをL字にして声をかけた。
「座って待ってて」
スマホの画面を3度タップすると、小さなスピーカーから低く甘いジャズが流れ始めた。ゆったりしたピアノの音が部屋を満たしていく。
コンロで湯を沸かす。注ぎ口が細いコーヒー用のケトルで。
フィルターをセットしたドリッパーとサーバーをローテーブルに置く。
豆を入れて電動ミルで挽くと、低い音が響き、香りが立ちのぼった。
「本格的ね。ちゃんとしてる」
「これはブレンド。あとで、オレの好きな豆でも淹れようか」
沸いた湯を細く垂らすと粉が膨らみ、部屋いっぱいにコーヒーの香りが広がった。
マグカップを2つ置いた。
ミクがマグカップに唇を寄せると、小さな口元が濡れ、ほのかに光った。一口飲むたび、喉が小さく動き、笑顔に甘さが滲む。
「おいしい……ほんのり甘いね」
囁く声に、彼女の無防備な色気が漂い、抑えていた欲望が疼いた。
オレも口をつける。豊かな香りとコクが広がり、厚みのある味わいが確かに甘さを思わせた。
ミクはオレの隣に移ってきた。テーブルの2つのカップから湯気が立ち上り、香りが二人を包む。
身体を寄せてくる。何かを期待されてる。なんとか応えなくては。
ミクの胸は控えめで、触れれば壊れてしまいそうなほど繊細だ。
ふわっと、髪から香りが漂う。柔らかくて清らかな香りだ。
もう一つの香り。若い女性の放つ甘くて湿った、なまめかしい匂いが強くなった。
部屋にながれるピアノの旋律のテンポが少し速くなった。
「ねぇ……ミク」
オレは、できるだけ真剣に見えるように、ミクの正面で言った。
「好きだよ。出会った時から、ずっと魅かれてた。オレと付き合ってほしい」
「……知ってた」
「言ってくれるのを待ってた。ずいぶん待ったの」
ミクは小さな全身を預けるように、オレの胸に飛び込んできた。
「やっと言ってくれた。ずっと待ってた。ダイチくんの視線を感じながら」
その言葉に、彼女の温もりが胸の奥に染み込むようだった。栗色の髪が頬に触れ、柔らかなシャンプーの香りがふわりと漂う。彼女の肩は小さく震えていて、緊張と安堵が混じっているのがわかった。
「なにも言えなかったの。言ってしまうのが怖くて。待ってたの」
オレはミクに顔を近づけ、彼女がわずかにこちらを向いた瞬間、その唇に唇を重ねる。
彼女の言葉が胸の奥まで流れ込んでくる。
ミクの不器用さが愛おしかった。オレも不器用だけど。
もう一度、もっと深く唇を合わせた。彼女の唇は熱く、舌が絡むと甘い唾液が混じり合い、喉の奥を熱く焦がした。その奥には、彼女自身の誰にも知られていない甘さが隠れている気がした。
舌を深く絡めると、彼女の口腔は熱く湿り、甘い唾液が混じり合う。その味は、オレを熱く焦がし、もっと深く、もっと彼女を感じたいと強く思わせた。
このキスは、オレの心の奥まで染み渡り、初めて触れた彼女の秘密のすべてを、オレだけに教えてくれているようだった。
胸にそっと触れると、小さく息を呑むのがわかった。
ブラウスの上から胸に触れると柔らかな丸みが手のひらに伝わり、小ぶりで愛らしい乳房の感触に心が昂る。
指先で布越しに小さな突起を探ると、ミクの吐息が震えた。
「んっ……」
漏れる声に、彼女の敏感さが伝わり、欲望がさらに熱を帯びた
手を差し入れてみる。ミクは抗わない。招き入れるようだった。
ブラウスの中に手を差し入れると、彼女の肌のやわらかな温かさが伝わってきた。
丁寧にボタンをはずしていく。一つ、また一つと外れるたび、胸元から甘く、微かに湿った彼女の匂いが濃くなっていくのがわかった。
淡いピンクのブラが姿を現した。
2つのふくらみを手で包むと、手のひらに余裕をもっておさまる。やわらかな感触だ。
また、唇を重ねる。
ブラウスをとりさると、ブラの肩ひもに指をかける。
背中のホックに指をかけると、ミクは一瞬ためらうように息を止めた。ホックをはずすと、布がゆっくりと落ちた。
ミクは反射的に両手で胸元を押さえる。それは、抵抗ではなく恥じらいだろう。
抱き寄せると、香りがさらに濃くなった。
何度も布越しに思い描いた乳首は、宝石のように小さく立っていた。そっと口に含むと、ミクの背中がびくっと震えた。
「んっ……」
小さな、吐息が漏れた。その細く震える吐息が、オレの全身に響いていった。
もう一度、唇に唇を重ねると、ローテーブルの周りの狭さがもどかしくなった。
「最後まで……いいかな」
ミクが強くうなずいた。
「やさしくしてね。はじめてなの」
「慣れてないけど、できる限り」
告白してみると、ミクはどこにも抗わなかった。こんなに素直に応えてくれるのなら、もっと早く告白するべきだったのだろう。どこかで罪滅ぼしをしなければならない。
待たせたね。ミク。
「……ベッドへ行こう」
囁くように言って立ち上がり、手を取ってベッドへと導く。
先にベッドにタオルを敷いた。シーツが染まってしまわないように、気を遣った。
並んで腰を下ろし、枕元のリモコンで部屋の照明を少し落とす。
白色から暖かい色に変えて柔らかくすると、影が二人を包む。
スカートの横のファスナーに戸惑っていると、彼女が外してくれた。あとは両手でスカートを足元へと滑らせた。
あとに残ったのは1枚だけ。上とお揃いの淡いピンクのショーツ。ミクは真っ赤な顔を両手で隠している。
その仕草が愛おしく、胸の奥のざわめきを強くする。
自分が見えなければ相手からも見えないと信じる幼い子どものように、純真な仕草が愛らしかった。
淡いピンクのショーツの中心は、愛液で濃く濡れ、透けた布が彼女の秘部をほのかに浮かび上がらせていた。指でそっと蕾をなぞると、熱い蜜が溢れ、透明な糸が引いた。
「ぁっ……」
彼女は、小さな声を上げ、慌てて口を押さえた
もういちど乳首を口に含んで吸うと、ミクの背筋が動く。
「ぅっ……」
そして、ショーツを両手で下へ滑らすと、ミクも腰を浮かせてくれた。
現れた茂みは、淡く、繊細だった。その下は、溢れるように潤っていて、きらきらと明かりを反射していた。
指でさわってみると、透明な糸を引いた。
「……ほんとに、やさしくしてね」
念をおして、お願いするように。少し怯えたようでもあった。指はシーツを握りしめている。
オレは深くうなずき、もう一度唇を重ねた。
唇が触れ合うたびに、彼女の緊張が少しずつほどけていくのがわかる。
背中をそっとなぞると、ミクはかすかに息を吐いた。
「……ダイチくんだからいいのよ」
その一言で、胸の奥にあった、最後の一線へのためらいが消えた。
オレも、すべてを脱いだ。
彼女は両手でシーツを握りしめていた。太ももを両手で開いた。濡れて滴っている入り口。ピンク色の濃淡がきれいだった。
入り口に、指先を浅く当てて探ってみた。また、びくっとした。
オレの昂りを、彼女のオヘソの下の茂みに、軽く押しつけてみた。
「中に出すのはダメよ……」
「……外に出す」
そう言いながら、胸の奥で鼓動が早まっていく。
彼女の手を導き、オレの昂ぶりに触れさせた。
「これがミクの中に入る。……ゆっくり挿れる。痛かったら言って」
自分にも、そう言い聞かせる。
「熱くて……硬い。こんなに大きいんだ。入るかな」
ミクの声は震え、恥じらいと期待が混じっていた。
もう一度、両手で、彼女の両足を大きく広げた。
彼女の濡れた花弁は熱く脈打ち、ピンク色の濃淡が誘うように光っていた。先端をそっと押し当てると、ミクの内側が熱く締め付け、滑らかな感触に全身が震えた
「んっ……」
小さく息を呑み、シーツを握る手に力がこもった。潤んだ瞳がオレを見つめ、怯えと期待が混じる。
彼女の瞳を見ながら、ゆっくり告げた。
「……入った。これから動くけど大丈夫そうだ。滑らかだ」
「あんまり痛くなかった」
ゆっくり、深く、浅く。リズムを変えて動くと、彼女の内側は熱く、動くたびに愛液が絡みつく。吐息が漏れ始めた。
「あ……んっ……!」
声が漏れるたび、彼女の快感がオレに伝わった
「ぅ…んっ…あ…」
自分の感覚にあうリズム。ミクの感覚を、全身で感じるように。
「んっ…あ…ぅ」
急にたかぶり、逝く予感が押し寄せて来た。
「あ…あっ…う…」
オレは慌てて抜き、彼女の柔らかなお腹に押しつけるようにして放った。
ミクの胸が激しく上下し、潤んだ瞳でオレを見つめた。
「…ダイチくん…」
その囁きに、愛おしさが溢れた。
ミクの身体をそっと拭き、赤く染まったタオルを片づけた。
タオルに残った赤は、彼女がオレだけに贈ってくれた徴だった。
オレだけが、もらった証だ。
ミクが寝返りを打つようにして、うつぶせになった。眠っているような穏やかな表情だった。
柔らかな背中の曲線が浮かんだ。穏やかな寝息と、汗で湿った髪が頬に張り付く姿に、愛おしさと再び疼く欲望が混じった
ミクは、たぶん高みに達していない。
初めて同士では、うまくはいかなかった。確かに挿入できて、外に出せただけで上出来だった。
明日の朝、もう一度、その身体を隅々まで愛し、彼女を高みに連れていくことを誓った。小さな身体をもう一度抱きしめたい衝動に胸が熱くなった。
タオルケットを、そっと彼女に掛けた。
部屋の静けさの中には、コーヒーの香りが残っていた。
キッチンの端に、帰りがけの買い物の白い袋。冷蔵庫にしまわなくちゃ。
おなかは減ってるけど、なんだか疲れたな。とりあえず、シャワーを浴びようか。
目が覚めたら、どこだか分からなかった。知らない天井と知らないカーテン。ベッドは硬いし。いま、何時かもわからない。ゆっくりと昨日のことが浮かんでくる。……ここはダイチくんの部屋だ。そして、私の初めてをあげた。あら、ダイチくんの、初めてをもらっちゃってる。うーん。あげた…と……
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(2020年05月28日)
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