体験談(約 8 分で読了)
【評価が高め】ユキさんと僕 〜クリスマスの思い出〜
投稿:2023-12-15 00:03:28
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僕が大学に入学して一カ月程経った頃の話だ。通学に電車を利用していた僕は、その日、大学での用事があっていつもより一本前の電車を待っていた。地元の駅はいくつかの路線が合流するターミナル駅で、いつも混雑していた。僕の大学も都市部にあったので、乗車する電車はいつも満員だった。一本早いとは言え通勤…
ユキさんと付き合い始めて二ヶ月が過ぎた。しつこい夏の暑さが徐々に和らぎ、空もだんだんと高さを増しつつある。僕の大学の夏休みも終わり、毎朝ユキさんと一緒に通勤、通学する日々が始まった。今までと違うのは、ユキさんと恋人同士になったことで電車内でも楽しみが増えたことだ。ホームで楽しく会話をし、…
冬になった。
ユキさんと初めて迎える冬だ。
痴漢がきっかけで知り合うことになった僕とユキさん。その時はまだ初夏の頃だった。まさかこんな関係になるとは予想もしなかった。僕が言うのもなんだけど、今ではとてもラブラブな恋人同士だ。
12月に入ると、どこか気分がウキウキしてくる。僕の大学が冬休みに入るというのもあるけれど、クリスマスという恋人達の一大イベントがあるのがやはり大きかった。
僕もユキさんも世間の流行には疎い方だったけれど、クリスマスは何か特別な事をしようと前から話し合っていた。ただ、二人とも人混みが嫌いなので、イブは避け、前後の休日を利用してデートすることを予定していた。
12月初旬の休日。僕達はユキさんのアパートでイチャイチャしていた。
「K君はプレゼント、何が欲しい?」
「ユキさん。そういうこと聞くのは無粋じゃない?楽しみが半減するじゃん」
「そうかなあ。私は気にしないけどね。ちなみに私はお金が欲しいです」
「……無粋の極みだ」
「ウソウソ。私はK君がそばにいてくれればそれでいいよ〜」
ユキさんが抱きついてくる。
キスをする。ユキさんはキスが好きだ。舌を絡ませるとよがりだした。
「…ん…ぅん…ん……クリスマスプレゼントはK君と一日中キスをするのでもいいかなあ」
僕は苦笑した。
その日もいつもの流れでセックスをする。ユキさんとのセックスに飽きがくることは無かった。とりあえず、プレゼントはそれぞれで考えることにした。
クリスマスデートは金曜日を予定していた。ユキさんの仕事帰りに合流して食事をすることにしたのだ。その日はイブの数日前だから、街もそこまで賑わってはいないだろう。少し高級なレストランも予約できた。
「K君、初めてのクリスマスだね。楽しみ〜」
デートの数日前、僕達はスマホで通話をしていた。僕が大学の冬休みに入っていたので、毎朝会うことがなくなっていた。
「ユキさん、なんか声が嗄れてない?大丈夫?」
「あ〜、うん、なんかいがらっぽい感じはするけどね、まあ、大丈夫」
少し鼻声な気もする。
「本当に大丈夫?寒いから体に気をつけてね」
「大丈夫だって!高級レストランのこと考えると体調なんか崩してられないよ。でも、ホントよく予約できたよね」
「うん。タイミングが良かったのかな。」
僕としてはかなり背伸びをしたレストラン選びだった。
「結構、するんでしょ?」
「この日のためにバイト頑張ったからね。だから僕に全部任せてよ」
「う〜ん。かなり心苦しいけど、K君の男気を尊重するよ。その分、色々サービスするからね〜」
僕は苦笑した。
「うん、楽しみにしてる」
クリスマスデート当日になった。
僕は駅で仕事終わりのユキさんを待っていた。予定は食事だけで、おしゃれなホテルなどは予約していない。あまり無駄遣いはしたくない、というユキさんの意向もあった。
ユキさんが歩いてくる。ファッションに疎い僕でもめかしこんでいるのがわかる。ただ、マスクをしていた。今でこそ普通のことだが、当時はそこまでよく見る光景ではなかった。やはり体調が悪いのだろうか。
「おまたせ〜」
「ユキさん、大丈夫?体調悪いんじゃないの?」
「大丈夫、大丈夫。若干風邪気味なだけ」
明らかに顔色が悪い。咳もしている。
僕はおもむろにユキさんのおでこに手を当てた。信じられないくらい熱かった。
「ユキさん、今日はやめとこう。帰ろう」
「大丈夫だよ。レストランも予約しちゃったし、クリスマスデートだし。ね、大丈夫、行こう」
うつろな目でユキさんが言い張る。絶対に休ませなきゃダメだ。僕は強硬手段に出ることにした。
「ダメだって!自分の状態、わかってる!?明らかに熱出てんじゃん!………周りに風邪をうつす気?………迷惑だよ……」
ユキさんが僕を見つめる。
「………ハハハ…K君に怒られちゃった……気を遣わせちゃったね、ごめん……正直しんどいんだ……ごめん……ごめんね」
デートの中止を渋々ユキさんが同意してくれた。
電車に乗る。幸い、僕もユキさんも座ることができた。
「レストラン、どうするの?」
「さっき、キャンセルの電話を入れたよ」
「……キャンセル料かかるよね」
「……まあ、大丈夫かな」
「私が出すからね」
「いいから。少しでも休んでいて」
ユキさんはアパートに着くなりベッドに倒れ込んだ。本当に辛かっのだろう。心が痛かった。
「ユキさん、薬はある?」
「無い」
「何か食べたい物はある?」
「無い」
「明日、病院行こうね」
僕は一人で買い出しに出かけた。スーパーやドラッグストアを巡り、薬や、スポーツドリンク、冷却シート、栄養ドリンク、おかゆやうどん、ゼリーやプリン、思いつく限りの物を買ってきた。
「ユキさん、薬だけでも飲もう。あと、水分補給もしないと」
「ありがとう。K君がいてくれて良かった。………ごめん…ごめんね」
「もう謝るの禁止。何か食べる?」
「いい」
その後、ユキさんは泥の様に眠りについた。僕はコタツの中で一夜を明かした。
幸い、翌朝にはユキさんの熱もだいぶ下がっていた。うどんが食べたいと言うので作ってあげる。ひとまず僕は安堵した。
その日は土曜日。祝日の関係で月曜日もユキさんは仕事が休みだ。ゆっくりできるだろう。僕も一緒にいることにした。
午後になると普通におしゃべりできるくらいにユキさんも回復していた。病院に行かなくても大丈夫そうだ。
「K君とキスしたい。でも風邪うつすからしない」
「ちょっとだけね」
唇と唇を重ねる。舌を絡ませる。
「ん…ぅん」
ユキさんが気持ち良さそうにする。
「K君とエッチしたい。でも風邪うつすからしない」
「そうだね、それは完全に良くなってからにしようね」
「うん、わかった。キスして勃起した?」
「うん、した」
「オナニーしたら?」
「僕も我慢するよ」
翌日、日曜日も二人でゆっくり休んだ。お昼にはユキさんの体調もすっかり良くなった。
「年末を控えて残業続きでさあ、でも、クリスマスデートは定時で上がりたいじゃない?だからかなり無理しちゃってたのかもね」
「疲れが出たんだよ。でも元気になってくれて良かった」
「本当、ごめん。クリスマスデート、台無しにしちゃって。明日はもう私も大丈夫だよ。どこか行こう」
明日はクリスマスイブ。振替休日の関係でユキさんも仕事が休みだった。人ごみを避けたいからと、あえてイブにデートすることは控えていた。皮肉なものだ。
「でも、ぶり返すといけないよ。明後日から仕事でしょ?明日も家でのんびりしてさ、夜、ちょっとしたパーティをしようよ」
「う〜ん。K君がそれでいいなら別にいいけど……エッチはするよね?」
「アハハ。ユキさんの体調次第だよ。無理しないでね」
「私はK君のためを思って言ってんの!溜め過ぎは体に良くないよ!」
「はいはい」
僕は野暮用があったので、夕方になる前に一旦家に帰った。
クリスマスイブ。
午前中に僕達は近所のスーパーに買い出しに行った。休日ということもあり混み合っている。家族連れも多い。はしゃいでいる子ども達。親達もどこか楽しそうだ。ユキさんもその光景を微笑ましげに眺めていた。
「本当は私が何か作りたかったんだけど…」
「色々大変だからいいよ。ほら、美味しそうだよ」
僕達はクリスマス用に用意されたオードブルやチキン、ワインなどを買った。難しいと思ったけど、小さいケーキがまだ余っていて買うことができた。お昼ご飯もついでに買った。
「ユキさん、体は大丈夫そう?」
ユキさんのアパートでお昼を食べ終わり、二人でくつろぐ。
「うん、もうすっかり。風邪もそうだけど、疲労の方が強かったのかもね」
「そう、良かった」
ユキさんが僕の隣に移動してくる。
「K君、本当にごめんね。クリスマスデート……せっかくレストランも予約してくれたのに…」
「本当に気にしないで。クリスマスはこれから何十回もやってくるよ。来年もきっと。ね?」
「ありがとう、K君……」
ユキさんが僕の首に抱きついてくる。唇を僕の頬、首すじ、耳へと当ててくる。時折り舌でいやらしく舐める。
「ふぅ…ん…ぅん」
「気持ちいい?」
無言でうなずく。
「へへ。私からの最初のプレゼント」
ユキさんに促され僕は全裸になる。ユキさんも下着姿になった。おしゃれなレースの白い下着。
「寒くない?」
無言でうなずく。
僕をベッドに仰向けに寝かせると、ユキさんが僕の全身に唇を当てていく。手を握りながら。優しく、丁寧に。
乳首を舌でしゃぶられると思わず声が出てしまった。
「ぅ…ぁ…ん」
「フフフ。そんなに気持ちいい?おちんちんがピクピクしてるよ。変態君」
ユキさんが僕にまたがってチンコにキスをし始める。目の間にはユキさんのお尻。パンツをまだ穿いていて、それがかえっていやらしい。思わず両手で揉んでしまう。
マンコの部分に顔を近付ける。洗剤の香りとユキさんの独特な香りが僕の鼻をくすぐる。鼻を押し付けて思いっきり深呼吸を繰り返した。
「変態さ〜ん。私のアソコの匂い、そんなにいいの?おちんちんからネバネバした液が出てきてるよ」
ユキさんがチンコを咥える。亀頭を中心に舌で細かくしゃぶってくる。僕は身悶えた。
パンツの上からユキさんのマンコを舌で刺激する。徐々にパンツが湿ってくる。僕の唾液よりもユキさんの愛液によるものが多かった。
パンツを少しずらし、クリトリスを舌で舐め上げる。
「ぁぁあぁ!」
ユキさんが叫び声をあげる。
「もう!急にやるのはダメ!」
ユキさんが僕のチンコを手で激しくしごき始めた。
ダメだ。もう出てしまう。
「ユキさん、出ちゃう」
ユキさんが悪戯っぽく僕の方を見る。
「このまま出す?」
「入れたい」
「なんで?」
「ユキさんが好きだから」
「フフフ」
ユキさんも全裸になり、僕もゴムをつける。
正常位になって早速挿入した。
「あぁぁぁああ!」
ユキさんが身悶える。
「ずっと、ずっと、こうしたかった。……熱にうなされていても……K君が……欲しくて」
激しく腰を突き上げる。
「あぁああぁぁあ!」
ユキさんが腰を浮かせて体を震わせた。
「はぁ、はぁ、K君、キスして」
唇を重ね合わせる。ユキさんの舌が別の生き物の様に蠢く。
ユキさんをきつく抱きしめ、クリストリスを指で刺激する。ピストン運動を激しくする。
ユキさんは声を上げない。小刻みに体を震わせるだけだ。もしかしたら気絶してしまっているのかもしれない。
僕もそろそろ限界だ。
腰を思いっきり突き上げた。
精子が放出される。ユキさんが痙攣した。
事を終えてまったりする。
「ユキさん、今さらだけど体調大丈夫なの?」
「うん、お陰様で全快です」
デートらしいデートはできなかったけれど、思い出に残る初めての二人のクリスマス。僕はそう思った。
夜もどこにも行かずに二人でささやかなクリスマスパーティをした。お昼に買ったオードブルやチキンを並べる。ワインを開けて乾杯をする。今日は僕も少しだけ飲むことにした。
「フフフ。楽しい。レストランは残念だったけど、こういうのも悪くないね」
「そうだよね。なんか子どもの頃を思い出すよ。家じゃやらなくなったからね」
ユキさんが少し俯く。
「私達二人もいずれ、家族になれるのかな」
「スーパーで見かけた家族連れみたいな?」
ユキさんが無言でうなずく。
「そうなれるといいだろうね。楽しいだろうな」
ユキさんは何も答えない。優しく微笑んでいるだけだ。
ケーキを食べながら僕達はプレゼントを交換しあった。
僕は、ユキさんが好きな画家の絵がモチーフの文具類と、ちょっと高めのネックレスを贈った。子どもの様にはしゃぐユキさん。かわいかった。
ユキさんは僕に手編みのマフラーと、ちょっと高めなトートバッグを贈ってくれた。通学で使っていたトートバッグがボロくなっていたのを、ユキさんが見ていてくれたようだ。僕も子どもの様にはしゃいだ。
夜も遅くなってきた。僕はまだ冬休みだけど、ユキさんは明日から仕事だ。
「ねえ、お願い。泊まっていって」
「うん…別にいいけど…」
同じベッドに二人で寝る。エッチはもうしなかったけど、ユキさんはずっと僕の手を握り続けていた。なんとなく寂しそうに感じたのは、僕の気のせいだろうか。
翌朝、僕達はユキさんの出社に合わせて一緒にアパートを出た。
「体調は大丈夫?」
「うん」
僕の家の最寄り駅でユキさんも乗り換える。
僕が改札を出た後も、ユキさんはずっと僕のことを見送ってくれていた。やっぱりどこか寂しげだ。
朝日を浴びながら、僕は家へと向かった。
ユキさんと僕が付き合い始めて丸二年が経った頃の話。僕は大学三年生になっていた。ユキさんとの交際は順調で、大きな喧嘩をすることもなく、着実に愛を育んでいった。僕の授業の関係で、毎日一緒に通勤、通学をすることは無くなったけれど、週末はほぼ一緒に過ごした。僕がユキさんのアパートに泊まることも多…
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(2020年05月28日)
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