体験談(約 22 分で読了)
【高評価】血の繋がらない娘と…その㉕(1/3ページ目)
投稿:2023-11-30 23:33:06
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お初にお目にかかります。今年42歳になる中年です。タイトル通り、血の繋がらない娘との関係と、数奇な運命の体験談をお話ししたいと思います。娘は、日和(ひより)と言います。親バカかもしれませんが、偶然にも女優の桜田ひよりさんに似ていると思います。まずはきっかけから…
画像は芽生ちゃんとのショッピングモールでのデートの時のものです。ミニスカの下は、この撮影時点では…。なんと、ノー〇ンです!!(笑)トイレ近くのベンチで撮ったもので、わざわざトイレで脱いでくれました。恥ずかしいと言って、ほんの数分でパンツ穿いちゃいましたが。エッ…
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いつも、お読みいただきありがとうございます。
今回は暗い話になりがちな部分をある程度、割愛していこうと思います。
自分も結構覚えているので、生々しいやり取りを書けるとは思うのですが…。
このサイトでは、趣旨が違うのかなと。
1話丸ごと重い話になってしまい、急遽書き直しました。
なんかあっさりしてるなぁ…と思われたらすみません。
現実は結構な修羅場でしたからね…。
一応、後半エロあります♪
では続きをどうぞ。
「ただいまぁ~」
帰ってきて、リビングに入るなり「日和はどこ?」と尋ねてきた妻。
「2階だと思う…」
「日和~っ!ちょっと下りてきて~っ!」
日和が1階へ下りてくると、すかさず何かを渡した。
「これ今から試してきて」
ガチャンッ。
そんなやり取りをリビングで聞いていて、すぐに察しました。
居ても経ってもいられなくなり、自分も妻の元へ。
しばらく経つと、日和が俯いたまま出てきました。
「これ…」
「はぁ…、やっぱり…」
「…」
「途中から気付いてた?それとも今気付いた?」
「今日の昼…。自分で検査したから…」
「そうなの…。率直に聞くけど、相手は誰?同級生?」
「日和の口から、彼氏の名前なんて聞いたことないけど…」
「…言えない」
「わからないじゃなくて、言えないってことは誰か知ってるってことよね?」
「あっ、その…」
日和は俯いて黙ってしまった。
「どうしても言えない人なの…?」
「…」
「まさか学校の先生とかじゃないわよね…?」
ニュースで度々報道される、教師が行うわいせつ事件。
日和が性への興味が人より強めなことは、妻もわかっていました。
事件を見る度に、うちの娘も大丈夫かと心配してることが多くありました。
「…違う」
「そう…。じゃあ誰…?黙ってても仕方ないじゃない。大事なことなの。事の重大さをわかってる??」
かなりイラついてるのが口調や仕草で一目瞭然。
説教モードになると、腕を組む癖がある妻。
そして頻繁に溜息を付く。
自分にとって、この溜息としつこい問いが妻の一番苦手な部分です。
もうかれこれ、トイレ前で20分近く問いただされていた。
日和が助けて欲しいとばかりに、こちらに視線を送ります。
「あなたは誰か心当たりある…?」
こちらに振り返って、そう問う妻。
「ああ…、知ってる」
日和が心配そうに、不安げな表情でこちらを見つめていました…。
「そう…。日和は2階上がってなさい。パパと話し合いするから。あっ、そうそう。明日は病院に行くから、学校はお休みね。わかった?」
「うん…。わかった…」
日和が2階へと上がっていくのを見届けると、夫婦はリビングへ。
お互いソファーに座ると妻の大きい溜息。
しばらくの沈黙の後、妻から切り出した。
「もう知ってたって感じね…?」
「日和からは1時間前ぐらいに知らされた…」
「そっ…」
「で、相手誰だか知ってるのよね…?」
「無理かもしれないけど、冷静に聞いて欲しい」
「…」
「俺だよ。相手は俺…。すまない…」
「は…?」
明らかに人相が変わるぐらい、鬼の形相へと変化していく。
「はぁ…。ふざけんなよ…」
溜息をつく妻の目を真っすぐに見たあとに、深々と頭を下げた。
「仲良い親娘で収まらなかったわけ?なにやってんのほんと…」
「わるい…」
「私の過去も知ってるし、約束したよね?お互いの浮気や娘に対することや、お金の管理とか、絶対守るべきルールを設けたこと」
「ああ、全部ちゃんと頭に入ってる。申し訳ない…」
「よくも…。よくも、こんなこと堂々と言えたわね…」
「…」
「隠しておこうとは思わなかったの?相手は誰か知らないって」
「…」
「日和と口裏合わせたら、バレないで済んだんじゃないの?」
「どうかな…。妊娠したと知って、何をどうすればいいか何が正解なのか、正直わからなくて…」
「それで結局正直に話したのね…、まあ、あなたらしいわ…」
「すまない…」
「浮気と言っていいのかわかんないけど…、でもそれ以上に驚きだし、ショックすぎるわ…。もう誰を信用していいかわかんない…」
「わるい…」
「あなたのこと愛してたし、いい人だと思ってたのに。まさか、あなただけでなく、娘からも裏切られるなんて思ってもなかった…」
「…」
ひたすらに重い空気が張り詰めていた。
ほんの少しの間、沈黙が続くと妻の目から涙がこぼれ落ちた…。
「どっちから誘ったの…?」
「俺だよ…」
「初めからそういうふうに見てたの?」
「そんなことないよ。今も昔も、大切な娘だよ」
「ほんと娘に手を出すって…。信じられない…。あなたわかってるわよね?」
何が言いたいかは、もう察しは付いていました。
「ショック過ぎて…頭痛い…。ごめん、しばらく一人にさせて…」
「わかった…」
「まさかとは思うけど、芽生ちゃんとは何もないわよね…?」
ドキリとしましたが、これにはさすがに嘘を付きました。
「何もないよ」
それから妻が寝室に閉じこもって2時間近く…。
日和も部屋から出てきません。
そうこうしてると、芽生ちゃんがバイトから帰ってきました。
なにか重い空気を感じ取ったのでしょう。
「あれ…?みんなは?どうかした…?」
「おかえり…。ちょっとリビングに来て」
「うん…」
あらかた事情を説明すると、口を開けたまま硬直して動きませんでした。
何かを言いかけてすぐに押し黙るということを2~3度繰り返す芽生ちゃん。
重い空気の中、しばらくして口を開いた。
「私とのこと真実ちゃん…知ってた?」
「いいや、知らないよ。だからこちらからは何も言ってない」
「そっか…」
「あっ…。赤ちゃん…どうする…の?」
そう、それが今いちばん大事なことだ。
口には出したくないが、堕ろすか産むかの判断はなるべく急ぐ必要がある。
まずは何にしても検査が最優先。
「それは…、俺一人でどうこう判断することじゃないから…」
「うん…。そっか、そうだよね…」
ひとまず、皆ご飯食べてないので何か食べれそうなものを適当にコンビニで買ってきました。
いくつかの種類を、妻と日和に見せて各々食べたいものを取らせました。
「あなた、こういうところ本当に優しいんだけどね…。なんで正直に言っちゃったの…?聞いたらもう戻れないじゃない…。ほんとバカ…」
妻のその言葉を聞いて、自分の判断は間違っていたのだなと悟りました。
日和も自分もお互い何も話さなければ、お腹の子のみに集中すれば良い。
堕ろすか、産むかのみ…。
翌日、妻が午前中のみ休みを貰って日和と共に病院へと検査に向かいました。
仕事中に妻からLINEが届くと、妊娠8週目だと発覚。
それから、夫婦二人でまずは話し合いをすることになりました。
以下、看護師かつ、出産を経験した妻からの情報によると…。
大体、10週目からは入院必須。
そしてそれ以降からは、胎児がヒトの形へと形成されていくので、中絶する場合は相当な覚悟が必要となります。
命が宿っていると、より認識するようになり母性が生まれやすいようです。
ちなみに、5カ月を超えると母体の命に関わるので、基本的に中絶は不可となってきます。
なので中絶をする場合は、10週前。
特に妊娠がわかる初期の段階である6~8週あたりが特に望ましいです。
中絶の話ばかりしていますが、妻の答えがそれ一択だからでした。
「今後のこと考えると早く堕ろしたほうがいいと思う。多分その考えは変わらない…」
「そう…。日和は何か言ってた?」
「ほとんど喋らないで黙ってる。無理もないけど…」
「そっか…」
「夏休み前なのは幸運だったかもね」
「…」
「堕ろすと少なからず母体にダメージはあるし、精神的にもね…。気持ちを整理する時間は必要だろうし」
「それはそうだね…。真実がそういう意見だと日和に伝えた?」
「伝えた。これからのことも諸々全部」
「諸々って?」
「あなたとは離婚しようと思ってることや、家から出ていこうと思ってることとか」
「そっか…」
「あなたは今後どう考えてるの…?」
「俺は日和のしたいようにしてあげたい…かな。まあ現実的に厳しいものもあるだろうけど。あとは芽生ちゃんのことが問題かな」
「あなたってさ、日和のこと…」
「いや、やっぱりいい。聞きたくない…かも」
離婚については覚悟はしていたので驚きはありませんでした。
妻は竹を割ったような性格でもあるので、こうと決めたら曲げないのは知ってますから…。
しかし、離婚後の日和について心配がありました。
妻は不倫や売春、風俗といった不浄だと思っているものを異様に嫌う性質があります。
実の娘に、夫を寝取られ、子まで宿してしまった事実。
妻本人は強く望んでも、自然妊娠することは7年以上ありませんでした。
その嫉妬に加えて、不浄なものへと成り下がった娘を愛せるのか?と。
妻は自分と違って柔らかい考え方が出来ずに、自分の価値観を相手に押し付けるところが結構あります。
自分達の親の世代の人に近いというか…。
マイルールが多く、自分も相手にも厳守させる感じ。
そこがほんとに唯一の欠点なのですが、本人もわかってて直せないことを認識してました。
ただ、やったことの事を大きさはわかるので責められて当然です。
そもそも自分が睦月にやられて絶望したことを平然と相手にやってるわけですから…。
そしてこの時。
日和と話をしたくても家族との会話や面会を一切拒んでる状態でした。
ずっと部屋に閉じこもったまま。
私のワガママがこんな事を引き起こした、私が全ての原因なんだと自分を責めていました。
確かにゴムをしっかりやってれば大丈夫だったかもしれない。
でもそれは、なあなあにしていた自分の責任でもあります。
そんな中、妻は急いで、中絶手術の予定をとっていました。
日和の気持ちもそっちのけで、勝手に予定を組み始める妻に怒りと恐怖を覚えたのを覚えています。
自分としての本心は、産んで欲しいという気持ちが全てです。
日和のその後のことなんて、正直成り行きでどうとでもなるんじゃないか?
なんて…、それも勝手かもしれませんが。
近しい人たち意外は、夫婦二人の子としか見ないでしょうし、世間の目は大丈夫なんじゃないか?なんて。
諦めず、日和にはLINEでメッセージを送り続けていました。
その結果、中絶手術の前日に返信がありました。
「ほんとは産みたいよ。でも、産まない方が皆幸せなんでしょ…?だから私は産まないことに決めた」
そんなこと言われて絶句しました。
堕ろすのを望んでるのは妻だけだと言ってやりたいけど、母親との仲を引き裂くようなことはしたくありませんでした。
母親の性格を一番知ってるのは、日和自身です。
妻には日和を手放すことは絶対しないし、譲らないともう宣言されてました。
日和も妻からそのことを聞いていたようです。
「私はママと一緒に暮らすから、ママの言う通りにしないと」
「それに私が居ないと独りで可哀想だもん。私が裏切ったのに…」
妻の動きは異常なまでに素早く、既に弁護士を通して離婚の手続きに入りつつありました。
もちろん自分が悪いのですが、さすがに感情に突き動かされ過ぎている妻。
こちらも反応に困ることがしばしばあり、時にはドン引きするくらい冷徹なことをやってのけるので、芽生ちゃんと苦笑いするしかありません。
あれよあれよと、心が定まることもなく日和の中絶手術。
日帰りだったので、その日のうちに日和は帰宅。
帰宅してすぐに、無理に笑った時の表情が今も焼き付いて離れません…。
2階へと上がるとすぐにベッドに横になった日和。
面会拒絶という感じでしたが、自分だけ部屋に入るのを許してくれました。
自分を見るなり、号泣。
一緒にたくさん泣きました。
ずっと謝ってくる日和に対して、自分もずっと謝りました。
それはお互いに赤ちゃんに対しても謝っていたのだと思います。
自分にとっても日和にとっても、初めての子供でしたからね…。
日和も自分が産んで欲しいことは知っていましたし、だけど母親のことを思って産めずにいました。
母親のそれまで一緒に暮らしてきたことを全てなかったことにするような冷徹な言動や行動。
気持ちは十分わかりますが、日和自身も正直かなりひいてました。
これなら産んでも、その妬みや恨みが赤ちゃんにいくんじゃないのか?
夫婦間のみならず、母娘の関係も全て崩壊するのではないか?
そんな辛い状態にしたくないし、そんな環境で子供を育てる自信がないと。
子供の命を犠牲に、家族を選んだ日和。
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