官能小説・エロ小説(約 53 分で読了)
夏凪遊馬と藍芽ドリームタウンの人々【EP-1、遊馬と詩音・女児パンツから始まる秘密の遊戯】(1/6ページ目)
投稿:2022-02-15 19:03:55
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この物語はフィクションです。登場する人物・団体・法律・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
現実にはあり得ない展開やシチュエーションの描写がありますが、AV作品や同人作品同様にリアリティーを無視している箇所もある事をご了承ください。
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とある地方の公営住宅、藍芽(あいが)ドリームタウン。
「子育てがしやすい、治安が良い」
これを売り文句に、県民を増やそうと始動した大規模な土地開発によって生まれたマンモス団地。
近くに米軍基地があり、全体的にアメリカンな雰囲気が漂う。
敷地自体は壁と門に囲まれていて、不法侵入者を防いでいる。
まるで街一つをグルリと壁で囲んでいる、異世界のような造り。
北側10棟5階建のNORTH-A〜J。
南側10棟5階建のSOUTH-A〜Jに分かれている。
各棟メインの入り口が3つあり、階段を昇るとそれぞれの階に向かい合わせのドアがある。
土地の中心部にはさまざまな店が並ぶ、藍芽ドリームストリート(通称:ADST)と、セントラルパーク風な沢山の木々と芝生の、藍芽パークという公園が存在する。
北側と南側の住人が交流するのは、このストリートで買い物やお茶をする時。
子供同士は声を掛け合ったり、大人は親同士の立ち話。
同じ団地に住む人間だから、自然と会話が生まれる。
意気投合すれば、週末にストリート内の居酒屋で集まったりする。
その際に不倫に発展してしまって……引っ越した住人も居たとか居ないとか。
北側と南側で駅も違い、幼稚園から最寄りの高校まで北と南に分かれている。
敷地が広すぎる為に、この分け方でないと人も溢れ返ってしまったり、通学に無駄な時間を使う羽目にになるのだ。
ヤンチャな人間は意外と少なく、「北と南、どっちが上か」みたいな話も特に生まれていない。
田舎や離島でよく聞くような「街全体が家族みたいなもの」という風習が今も伝わっていて、住人のほぼ全員がそれを地でいく。
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第一章・日常。
季節は春。
南側の出入り口(通称サウスゲート)を駆け抜けるのは、この団地に住む6人の小学生達。
小学5年に進級して間もない彼らの中で、1人だけグングン突き放す男子が居る。
「おーい!お前らおっせーぞ!早く来いよー!」
彼の名は"夏凪遊馬"(なつなぎあすま)といい、この団地で生まれ育った少年。
勉強はイマイチだが、運動神経が良くて行動力があり、おまけにコミュ力も高い。
南側(サウスサイドエリア通称:サウサイ)で彼を知らない者は皆無で、北側(ノースサイドエリア通称:ノーサイ)にも名前が知れ渡っている。
小学生の割には整った顔立ちと、"友達を沢山つくりたい!"という気概から磨かれた、口の上手さのスキルと、懐にスッと入り込む天性の才能。
老若男女問わない為、憎めない存在でもある。
「はぁ…はぁ……ちょっとー!こっちは女子なんだから、手加減しなさいよー!」
背の高い女子が、遊馬に向かって吠える。
遊馬「何だ何だ〜!いつもは手加減しろなんて言わねーくせによー」
「体力が男子と女子じゃ違うんだから!」
彼女は"桐野江琥珀"(きりのえこはく)といい、遊馬とは部屋が向かい同士で、赤ん坊の頃からの腐れ縁。
"将来はモデルになれる!"とあちこちから言われる、スラリとしたスタイルと、目鼻立ちがハッキリした美顔の持ち主だが、髪型は毎日ロングヘアを一つ結びにしていて、アレンジを一切しない。
オシャレとか、華やかな世界に現時点では興味もない。
遊馬とは小競り合いばかり起こすが、"夫婦漫才"とからかわれる間柄。
「琥珀ー!叫ぶとエネルギー使うよー!叫ぶか走るか、どっちかにしたらー!?」
「ちょっと〜!待ってよ〜!」
2人の姿を呆れながら見ている女子と、遠くからおぼつかない足で追いかける女子。
"宝生奏音・詩音"(ほうしょうかのん・しのん)の双子姉妹。
琥珀とは対照的に、小柄でぽっちゃり。
顔も、"綺麗"ではなく、100%"かわいい"と言われるタイプ。
2人は外見は似ていても性格は真逆で、奏音はクール、詩音はおっとりした天然。
「楽だから」という理由でショートカットを貫く奏音に対して、「かわいくなりたい!」と髪型をほぼ毎日アレンジする詩音。
服の好みも真逆で、無地でシックな色が大好きな奏音と、原色やキャラ物や派手な柄、スカートが好きな詩音。
その為に準備に時間がかかり、奏音は毎朝待たされているが「えへへ。ごめんね〜」と毎回笑顔な為に諦め気味だ。
語尾を伸ばす舌足らずな喋り方で"同性から嫌われるタイプ"の詩音だが、計算ではない為に、周りからはゆるキャラ扱いというか……愛らしい存在である。
詩音はスカートだというのに全速力で走る為、ヒラヒラと捲れてパンツが見えている。
奏音を始め、住人達も見慣れた光景の為に誰も指摘しない。
「はぁ……はぁ……よくやるよな、アイツら」
坊主頭で、少し太り気味の男子がボヤきながら走る。
「今日体育でも………沢山走ってたのに……どこに……あんな体力が……」
眼鏡をかけて痩せている、真面目な雰囲気を漂わせる男子が、息も絶え絶えになっている。
"久遠昴大"(くおんこうだい)という坊主頭の男子は、地域のリトルリーグでキャッチャーをしている。
遊馬のスピードについていけない悔しさはあるが、"これもトレーニングの1つ"とプラスに捉えている。
本当はピッチャー志望だったが、トレーニングとして食事の量を増やしたら……体型が変わった為に、「キャッチャーをやれ」と言われてしまった。
キャッチャーとしての腕は高いが、やはりピッチャーの夢を諦めきれない。
誰よりもトレーニングに励むが、食事の量も自然と増えてしまって"逆効果では?"と指摘される悩みが増えた。
かなりのマセガキで、女好きのスケベ。
「ピッチャーになったらモテるに決まってる!」という不純な動機を隠さない、"愛すべきおバカキャラ"というのが定着した。
眼鏡の男子は"神宮寺龍彦"(じんぐうじたつひこ)といい、とにかく勉強が出来る。
琥珀とは成績トップを争うライバルでもある。
と、いうより……"琥珀が負けん気の強さで絡んでいるだけ"との見方が強い。
「龍なのに弱そう」とか、「ああいうのを"名前負け"って言うんだな」と言われる事がトラウマになっていたが、遊馬が陰口をを黙らせた過去がある。
それ以来、遊馬の事を"尊敬する友達"と言うようになった。
6人はサウサイエリアで育った幼なじみ。
遊馬「早くしねーと、パーラー行けなくなんだろー!」
琥珀「パーラーは逃げないわよ!まったく……付き合わされるこっちの身にもなりなさいよ!」
遊馬「奏音みてーに歩きゃいいのに、走ったのはお前だろー?」
琥珀「負けたくないのよ!バーーカ!!」
遊馬「お前、マジでそればっかだなー。たっつんと勉強で勝負したりして忙しいなー」
琥珀「負けず嫌いなの!勉強もその他も」
遊馬「知ってるって。お前は昔っから……ん?」
1人後ろを見ていた遊馬の視線の先には、詩音が転びそうになっている姿があった。
遊馬「やっべ!!」
突然逆方向に走り出した遊馬に、琥珀は驚いて素早く避ける。
昴大と龍彦も、遊馬が自分達に向かってくるのに驚き、同じく避ける。
詩音「きゃっ!!……いった〜………」
遊馬が追いつく前に転んだ詩音。
遊馬「詩音!大丈夫かー!!」
奏音「あ〜あ、また派手にこけたなぁ」
我関せずな奏音が目をやると、転んだ衝撃でスカートが捲れてしまい、履いているパンツが丸見えだった。
遊馬が走ってくるのを見て「どんな反応するかな?」と呟き、あえて詩音のスカートに触れないでいた。
昴大と龍彦は休憩中で、琥珀も詩音に向かって走り出してきた。
詩音「いたたたたた〜」
遊馬「詩音、大丈夫か!?ケガしてねーか!?」
目の前に立つ遊馬に気付き、そのまま起き上がる詩音だが……スカートは直らない。
詩音「あっくん……うん……大丈夫だよ〜」
遊馬「ケガしてねーなら良かったわ。つーかコケる位なら無理すんなよな」
詩音「えへへ〜。分かってはいるんだけど、ついやっちゃうんだよね〜」
頭をポリポリかきながら笑う姿に、釣られて笑う遊馬。
遊馬「まぁ、ならいいけどよ。しかしな詩音……お前さぁ………」
詩音「ん〜?」
遊馬「相変わらずイチゴ柄履いてんのな。かわいいパンツじゃねーか!アッハハハハッ!」
詩音は顔を真っ赤にして両手で後ろをまさぐり、スカートが捲れている事に気付いた。
奏音「遊馬、バラしちゃダメじゃん?そういうのは黙っててあげないと」
ストレートにバラした事に呆れ笑いする奏音に気を取られていると、詩音が鬼のような形相で遊馬を睨んだ。
詩音「もう〜!!あっくんのバカバカバカバカ!!」
手に持っていた給食袋を、モーニングスターのように振り回す詩音。
遊馬はひたすら避けるしかない。
遊馬「悪かったって!つーか、俺ぁ褒めたのによー!かわいいってさー!」
詩音「恥ずかしいんだもん!!バカバカバカバカー!!」
遊馬「何が恥ずかしいんだよー。かわいいもんは、かわいいだろー?」
詩音「パンツ見られる事がだよー!!」
琥珀「しのー!ちゃーんと当てなさいよー!」
応援する琥珀の後ろ姿を眺める龍彦。
龍彦「今度はあっちでか……遊馬君、忙しいなぁ」
昴大「いいなぁ……俺も見たかったなぁ、パンツ……」
指を咥えるように羨ましがる昴大に、龍彦はあえて何も言わなかった。
龍彦「琥珀ちゃんに聞かれたら、こっちも巻き込まれかねないからなぁ……」
幼なじみのじゃれ合いが終わり、それぞれが一旦家に帰る。
琥珀「遊馬、ちゃんと宿題も持ってくんのよ」
遊馬「わーってるって。じゃあ、パーラー集合な」
遊馬は部屋に帰り、テーブルに置いてあった千円札をポケットに入れ、ちゃんと宿題と筆記用具を持ってから出て来た。
階段を素早く降りたら、駐輪場に停めてあるMTBを走らせる。
遊馬と琥珀が住むS-A棟は、ADSTまで1番近いが……歩くのは流石に骨が折れる。
ゆっくり散歩したり、ウォーキングするなら徒歩が良いが、遊馬はとにかく早くパーラーに行きたいのだ。
ダッシュで走らせた結果、やはり一番乗りだった。
遊馬「やっぱ俺が1番かぁ〜」
ADSTにあるパーラーは、"古き良き時代のアメリカ"を象徴するような場所。
白×黒の市松柄の床、白いパイピングを施した赤いソファーと椅子。
古いアメ車のパーツがそこかしこに飾られていて、映画や雑誌によく出てくるような内装。
昼はパーラーとして軽食を出し、夜はダイナーとしてステーキや酒を出す。
ドリームタウンが出来て間も無い頃に、過去に近くの基地で働いていたアメリカ人が造った店だ。
現在は息子である2代目と奥さんが、店を切り盛りする。
遊馬は店の前のベンチに座り、他のメンバーを待っているとドアが開いた。
「Hey!アスマ〜。今日も来たの〜?」
遊馬「Hey!アンジー。"今日はおやつはパーラーの日"だかんね」
アンジー「Thanks!」
出て来たのは、アンジェリーナ(アンジー)2代目の奥さんで接客担当。
年齢は35歳で純粋なアメリカ人だが、日本が好きで旅行に来ていた時に2代目と出会った。
いつしか付き合うようになり、パーラーで働き、やがて結婚した2児のママ。
ブロンドヘアを無造作なお団子で纏めて、白人らしい美白な肌と青い瞳。
180センチの長身と、アメリカ人らしい肉感的な体型で、制服であるピンク色のボウリングシャツとスキニージーンズを着こなす。
彼女目当てで通う男性客が後を絶たない。
アンジー「今日は1人?珍しいじゃない」
遊馬「後からいつものメンツが来るよ。俺が一番乗りってだけ」
アンジー「相変わらずねー。って……あっ!そうだそうだ!"アスマに会いたい"って言う人来てるよ」
遊馬「俺に?誰?」
アンジー「話聞いたらNorthsideの人達だって。"アスマの噂聞いて来た。今日は来るかな?"って。prettyなlady2人ね」
遊馬「よっしゃ!またまた知ってる顔が増えるなー!」
遊馬は"相手が誰であろうが、いい人そうなら仲良くする!"がモットーだ。
プリティーなレディーだろうが、生意気なキッズだろうが、"会いたい"と言ってきた人間は来るもの拒まずだ。
遊馬が店に入って少しした頃、琥珀が到着した。
琥珀「あれ?遊馬居ないじゃん。自転車はあるのに……ん?もしかして……またアレかな」
ピンと来た琥珀が窓から覗くと、若い女性2人に挟まれて喋っている遊馬が見えた。
琥珀「やっぱりね」
その時、奏音と詩音もパーラーに到着した。
奏音「琥珀、何してんの?入んないの?」
琥珀「遊馬がタレント活動中なの」
詩音「そうなの〜?今度は誰と〜?」
琥珀「何か若いお姉さん2人。多分ノーサイの人だね」
遊馬のタレント活動とは、本人が言ってるわけでも、自らやってるわけでもない。
"サウサイに居る夏凪遊馬ってどんな子?"という理由から、老若男女問わず興味を持った住人が来て、ADSTで時折起こるイベントだ。
奏音「遊馬ってさ、本当この団地のタレントだよね。普通一般人にわざわざ会いに来ないでしょ」
詩音「あっくん、モテモテだね〜」
琥珀「アイツはそんなの興味ないんじゃない?人と仲良くする事しか頭にないもん」
奏音「言えてる〜」
遊馬の心境は、琥珀が語る通りだ。
そんな話をしている内に、遊馬と話していた女性2人が出て来た。
「会えて良かった〜。ツーショットも撮っちゃったしね〜」
「噂通りだったね〜。かわいいし、面白いしね」
「今度集まりに呼びたいねー」
楽しそうに感想を言い合う2人の背中を見る女子3人。
琥珀「う〜ん……アイツのどこがそんなに良いのかなぁ。昔から見てるけど、そんなに会えて嬉しいのかなぁ」
奏音「琥珀、ヤキモチ?」
いたずらに微笑む奏音に、琥珀は顔を赤くする。
琥珀「そ…そんなんじゃないわよ!ただ疑問に思っただけだし!」
奏音「照れない照れない。まぁ……こういう場合は"幼なじみは負ける"がセオリーだから」
同情の目で琥珀を見ながら、ポンッと肩に手を置く奏音。
「ドンマイ」と言いたげな雰囲気だ。
琥珀「だから違うっての!」
琥珀が騒いだらドアが開き、遊馬が顔を出した。
遊馬「お前ら、何騒いでんだ?来てたんなら入れよ。待ってたのに誰も来ねーからよ」
詩音「あっくんがタレントしてたから〜」
遊馬「あぁ、そういう事な。これから子供を幼稚園に迎えに行くっていうママさん達でよ。ノーサイの話色々聞けて、面白かったぞ〜」
奏音「な〜んだ。ママさん達なら安心だねぇ?琥珀?」
琥珀「かの!そういうのいいから!」
遊馬「あれ?コウとたっつんはまだか?」
琥珀「まだみたい」
奏音「そろそろ来てもいいはずなんだけどな」
その時、詩音が何かに気付いた。
詩音「あっ、来た来た〜。お〜い!」
詩音が手を振った向こう側に、昴大と龍彦が自転車に乗っている。
少しして自転車が着き、メンバーが揃った。
遊馬「おせーぞ。何かしてたんか?」
昴大「悪りぃ悪りぃ、母ちゃんが金置いてくの忘れてたみたいで、帰って来んの待ってたんだ」
龍彦「何でみんな外に居るの?」
奏音「遊馬が若いママさん達とお喋りしてたから、外で待ってたんだよ」
昴大「若いママさんだ!?いいなぁ〜!どんな人だ?美人か?おっぱい大きいか?」
鼻息荒く質問攻めの昴大に、遊馬は後退りする。
遊馬「美人だけど、おっぱいは知らねーや。どうでもいいから見てねーからなぁ」
昴大「かぁ〜!もったいない野郎だな〜!それかお前は尻派か?美尻か?デカ尻か?もしかして美巨尻か?」
他のメンバーは「やれやれ」といった感じで立っている。
遊馬「何の話だよ。そっちも見てねーっての」
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(2020年05月28日)
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